朝日でリフレッシュ!
桜前線も通り過ぎ、新緑萌える季節
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年のゴールデンウィークは9連休の方もいるとか…
5月の連休後に学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できないなどの状態を総称して「五月病」と呼びます。
しかし「五月病」は正式な病名ではありません!!
医学的には
適応障害、うつ病
などと診断されることが多いようです。
4月に知らず知らずのうちに抱えていたストレスが、連休で緊張の糸が切れることをきっかけに溢れ出してくる。それにより、五月病の症状が起きてしまうと言われています。
連休中「遅寝遅起き」など生活リズムを乱していませんか?
生活のリズムが崩れると良質な睡眠をとることが難しくなります。
良質な睡眠に欠かせないのが「睡眠ホルモン」と呼ばれる『メラトニン』です。
メラトニンは、朝日を浴びた約15時間後に分泌が増加してきます。
朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、メラトニンはこの体内時計にコントロールされているのです。
朝日を浴びないと、体内時計は毎日少しずつずれていき、夜間適切な時間にあまりメラトニンが分泌されなくなってしまいます。
また、朝日はセロトニンの分泌も促します。
別名「幸せホルモン」とも呼ばれる『セロトニン』
は
ストレス軽減に役立ちます。
セロトニンが不足してしまうと、うつ病などになってしまうこともあるのです。
「メラトニンの量はセロトニンの量に比例しやすい」という関係を持っています。
セロトニンとメラトニンは同じ原材料であるトリプトファンからできます。
(トリプトファンとはアミノ酸の一種で、牛乳やバナナ・大豆製品などに豊富に含まれています )
セロトニンが日中にたくさん分泌されると、夜になったらそのセロトニンが、メラトニンの分泌促進のために大いに働いてくれるようになるため、眠りにつきやすくなるのですが、逆にセロトニンが足りないと、メラトニンの分泌をうながすパワーが足りず、結果的にメラトニン不足となり、眠りにつきにくくなる!!
ということなんです。
ですから、昼間にセロトニン、夜間にメラトニンの好循環をつくりだすために朝日は特に重要です。朝日といっても、直接日光を浴びる必要は必ずしもなく、曇りの日の照度でも体内時計をリセットするには十分です。朝起きて、カーテンを開けるなどして明るい光を浴びることが重要です。
休日も、ある程度決まった時間に起き、生活リズムを崩さないよう心掛けてリフレッシュし、「五月病」を防いでいきましょう。
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