残暑お見舞い 申し上げます
少しずつ風が涼しくなり、秋の気配を感じるこの頃
特にこの夏は猛暑によるエアコンの使用が多かった事だと思います。
体外から身体が冷やされ自律神経が乱れることで、循環・代謝・免疫が低下しやすくなります。
また、冷たい食べ物や飲み物により体の内側からも冷やされ内臓の働きが弱まることで消化機能に不調をきたし免疫機能が低下しやすくなります。
くわしくは ↓ 新伝院ブログに 先月書かれた内容を参照してみて下さい☆
夏の疲れは体の中にも
エアコンや扇風機・紫外線による肌への負担も大きく、乾燥や肌荒れ等の症状も女性にとっては気になる所ではないでしょうか。
水分を摂っているようで、思っているより体内に水分が残っていないことも少なくはありません。
人は汗以外でも呼気や皮膚・便や尿から水分が失われています。
夏の暑さにより食欲も落ちるため、食事から得る水分量も自然と減ってしまいます。
また、女性は男性と比べ身体の水分を貯蔵しておく筋肉量は多くはないので身体の内側が夏でも乾燥しやすい状態にあります。
秋の訪れで体も変化していく
東洋医学において秋は「燥邪」の影響を「肺」が受けやすい時期となります。
肺は呼吸により「気」や「水分」を全身に巡らせる働きがあります。
「皮膚」とも深い関わりがあります。
肺の働きが正常であれば、皮膚は潤いを保つとともに、環境の変化に素早く対応し皮膚を収縮・拡張します。
正常でなくなると、皮膚の乾燥や乾燥によるかゆみの症状等が現れやすくなります。
また、「呼吸器」とも深い関わりがあります。
呼吸が深くゆっくりと行われることで全身の気が充実し、発声もつやがあり力強く行われます。
正常でなくなると、のどや鼻の乾燥・咳や痰が出にくい等の症状が現れやすくなります。
更に「大腸」とのかかわりも深く、潤いを失い便秘しやすくなります。
「肺」は「潤い」を好み、「乾燥」を嫌います。
食べ物で養生をして頂くのも一つの方法
梨や柿・イチジク・ざくろ・ゴボウ・レンコン・杏仁・ハチミツ・ゆり根・松の実・山芋等が肺を潤し、生姜やネギ・しそ・パクチー(コリアンダー)・ミント・ピーマン・白菜・にら・大根等が燥邪を発散する作用があります。
辛味や白、秋の時期の食べ物との関係性が深いようですね。
治療だけでなく美容にも効果的!
もちろん!!鍼灸で全身の巡りを良くし体調を整えて頂く事もおススメです♪
そして夏の不調はお肌にも・・・
美顔鍼 オススメですよ♪
血流を改善しお肌の活性化を促します。翌日のお化粧のノリが違います。
化粧水等で皮膚の上からだけではなく、身体の内側から潤いを補うことで更に効果的。
目の血流も良くなり視界がパッと明るくなります。
全身治療も併せて行うことで顔だけではなく全身の血流が促され、ポカポカと体の内側から暖かくなることを実感し、夏でもいかに身体が冷えているのかがわかります。
夏から秋への季節の変わり目、夏の疲労をリセットしこれから迎える秋・冬に備えながら元気に過ごしていきましょう🎶
(伊藤)
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